ハスラーの中古車価格相場！中古車選びのちょっとしたコツとは？

2014年に登場して以来、ポップなデザインと機能性で、幅広い年齢層の支持を受け、軽クロスオーバーSUVの代表格ともなったスズキのハスラー。

2017年12月には、

「FリミテッドⅡ」
「JスタイルⅢ」

という2種類の特別仕様車が登場しました！

こちらの納車は数か月待ち！
依然としてハスラーの人気ぶりがうかがえますね！

さらに驚くべきは、軽自動車とは思えない安全性能や走行性能。
まったく普通車に引けを取ってない！！！

一昔前の軽自動車とはずいぶん印象がかわりましたね。

それでいて、使い勝手が良く、燃費もいいって最高ですよね！

というわけで、ハスラーが欲しい！！！

と、購入を考える方の中には少しでも安い中古車を検討している方も多いのでは？

確かに、軽自動車といえども安い買い物ではありません。

もしくは、納車待ちなんてできな～い！
という方もいるかもしれませんね。

この記事では、スズキ・ハスラーの中古車価格相場、中古車選びのポイントを紹介しますね。

ハスラーの中古車相場

早速ですが、まずはハスラーの中古車の価格相場はどれくらいなのでしょうか？

新車価格110～171万円に対し、中古車価格相場は2014年登録車で65～120万円、2017年登録車で100～180万円というのが大まかな目安です。

中古車の方が価格が高くなっているのは、カスタマイズされていたり、オリジナル2トーンなどの付加価値が付いるからです。

マニアなユーザーからの需要があるようで、高いものだと240万ほどする中古車もあります。

また、グレードによって値段もさまざまです。

次の表ではハスラーのグレード別中古車相場を紹介しますね。

ハスラーグレード別の中古車相場

（2018年6月現在）

◆標準車◆

◆特別仕様車◆

※Jスタイル、Fリミテッドシリーズには、ターボ車も含まれています。

ハスラー中古車の特徴

ハスラーは2014年発売以来、遊び心のあるデザインだけでなく、安全性能や走行性能・燃費・装備なども十分兼ね備えている人気車種です。

普通車にも負けない安全性と抜群の機能性が軽自動車で実現できていること自体、価格面では非常にお得感があります。

最初の発売から4年たち、徐々に中古車も市場に出始めました。
それと同時に、それほど大きくなかった価格差も大きくなりましたね。

一般的に価格が左右されやすいボディーカラーに関しては、レッド、オレンジ、ブルーなどポップな色も人気が高く、定番色と大きな差はありません。

走行距離が少ない1万キロ以下の程度の良いものも多くありますが、2014年式5万㎞以上になると価格が大きく下がる印象です。

また、まれに50～60万円台のものもありますが、修復歴があるものや、走行距離が長いものがほとんどです。

逆に220～240万円のものは、カスタマイズされていたり、オリジナルカラーのものだったりします。

ハスラー中古車選びのポイント

中古車を選ぶときには、注意したいポイントがいくつあります。

中古車価格は、市場のニーズによって価格が決まります。
そのため、中古車を選ぶ際にはデザインや価格だけでなく、次のようなポイントを抑えておきましょう。

年式を見る

まず一番最初にチェックしておきたいのは、年式です。

一般的には、見た目がきれいで満足のいく中古車の年式は6年落ちくらいまでといわれています。

ハスラーに関しては発売が2014年と新しいので、年式の選択肢はそれほど多くありません。
フルモデルチェンジをしているわけでもないので、デザイン的にも古いと感じることもないですね。

逆に言うと、比較的新しいので中古車といっても値段は高めです。

考え方次第ですが、数十万しか違わないなら新車を買おうという方もいるでしょう。

車検の時期を見る

車検の時期を確認してみましょう。

3年落ちで、車検を通ったばかりという車に出会えれば、その後2年は車検にお金がかかることはありません。

逆に車検時期が近い車は、その分価格が安く設定されている場合もあります。

走行距離を見る

ハスラーの中古車選びは、どちらかというと年式よりも走行距離を重要視するのがポイントです。

一般的に中古車の寿命は走行距離10万㎞といわれています。
もちろんしっかりとしたメンテナンスを行っていえば、それ以上の走行も可能です。

ただハスラーは発売開始と同時に購入したとしても2018年6月現在で4年ほどしかたっていません。

軽自動車で4年で10万㎞というのはよっぽど長距離運転を頻繁にしている車ですので、そうそうある車ではありません。

目安として、1年で1万㎞以内であれば、十分許容範囲といえます。

その中でも、走行距離は中古車によってかなり違うので、価格とのバランスということになります。

走行距離が少なく、価格が安い車に出会えたららラッキーですね♪

しかし！

そんな車には一つ注意しなくてはいけないポイントがあります。

それが次で説明する「修復歴の有無」です。

修復歴を見る

修復歴の有無は、必ずおさえておきたいポイントです。

修復歴がある車とは、車の骨格に損傷を受けている車のことです。
車にとってもっとも重要な骨組みや構造が損傷を受けているので、今後の走行に支障が出てくる可能性があります。

修復歴がある車の価格は、30%～40%相場から落ちます。

支障が出るのはあくまでも可能性ですが、値段からも分かるように相当なリスクがあるというのが一般的な見解です。

せっかく安く購入しても、故障して修理代を支払っていては元も子もありませんね。

中古車選びの際には、たとえ安くても修復歴がある車を選ぶべきではありません。

また、修復歴の有無は、車に詳しい人でなければ、見た目ではわかりづらいい車がほとんどです。

明記していない場合は、必ず販売店に確認してくださいね。

キズや汚れを見る

キズや汚れを見ることは大切です。

中古車販売店でも、のちのトラブルを防ぐため、このあたりは細かく提示してくれます。
念のため、自分の目でもしっかり確認してみましょう。

中古車を選ぶときは、年式や走行距離によって多少の傷や汚れがあるのは仕方がありません。

車をぶつけたり汚したりといった記憶がなくても、長距離走行していれば石飛びや粉じん、花びらなど植物の液でも跡になってしまうことがあるからです。

価格に対して、この程度のキズや汚れなら妥協できるという基準は、人それぞれです。

あとあと後悔しないためにも、きちんと納得した上で購入しましょう。

輸送料金がかかる

最近はインターネットで手軽に中古車を探すことができるようになりました。

そのため、気に入った1台が自分の住まいからは遥かに遠い店舗にあることがあります。
その場合は、取り寄せを検討する必要がありますね。

その時に注意したいことがあります。

まずは、いくら取り寄せであっても、できるだけ自分の目で現車を見ることをおすすめします。
購入を決めたあと実際に車を見たら、思った以上に悪い状態だったということにならないためです。

実際に見に行くことが、どうしてもかなわない場合は、販売店に傷の状態、部品の劣化、タイヤの劣化、交換が必要な部品などはないかを細かく確認しましょう。

良心的な販売店であれば丁寧に教えてくれるはずですが、逆にここまで細かく教えてくれない販売店からは購入すべきではありません。

また、車を遠方から取り寄せる際には輸送料金がかかります。

目安は・・・
近隣の都道府県で2～4万円程度
遠方の都道府県で4～8万円程度
です。

現社を見に行った時に、購入を決めて乗ってきてしまえば、費用を安くすることができるのでは？
と思うかもしれませんが、車は購入を決めてから車両登録などの手続きが必要なため乗って帰ってくることはできません。

最後に・・・

ハスラーの中古車の価格相場と中古車を選ぶときのポイントを紹介してきました。

ハスラーが販売開始されたのは2014年。
4年たった今、徐々に中古車も市場に出始めました。

それと同時に、グレードやカラー、年式や走行距離によって価格の幅が大きく変わります。

せっかく購入するなら、程度のいい車をできるだけ安く買いたい！と思いますよね。

中古車の購入を考える際は、今回紹介した中古車選びのポイントを参考にしてみてくださいね。

そして、お気に入りの1台を見つけてください♪