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「遊べる軽」でおなじみのスズキ・ハスラー。
豊富なカラーリングと遊び心溢れるデザインで、特にアウトドアを気軽に楽しみたいというユーザーの心をがっちりとキャッチしていますね。
そんな人気軽自動車・ハスラーですが、魅力はカラーやデザイン性ばかりではないんです!
軽自動車というと、安全性はどうなの?
と、多くの人は思うのではないでしょうか・・・。
この記事では、スズキ・ハスラーが安全においても、軽自動車とは思えない性能を兼ね備えているということを、ぜひお伝えしたいと思います。
目次
安全性能最高ランク評価の「ASV++」を獲得!
2017年1月10日、スズキが以下の発表をしました。
スズキ、軽乗用車「ハスラー」が
JNCAP予防安全性能アセスメントで「ASV++」を獲得!
はて?
凄いことなんだろうけど、何のことやら意味がわからないですね^^;
JNCAP予防安全性能アセスメントとは・・・
「自動車の先進安全技術」について国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)が評価し、結果を公表する制度です。
評価対象となるのは、
- 前方車両に対する衝突被害軽減制動制御装置(AEBS))
- 車線逸脱警報装置(LDWS)
- 後方視界情報提供装置(バックビューモニター)
- 歩行者に対する衝突被害軽減制動制御装置(AEBS)
この4項目で71点満点の評価点が与えられます。
評価点の合計が、
12点以上・・・「ASV+(プラス)」認定
46点以上・・・「ASV++(ダブルプラス)」認定
ハスラーは、最高ランクである「ASV++」を獲得しているんです!!!
ハスラーが安全性能で最高ランクを獲得した2つの理由
数ある車の中で、なぜハスラーが安全性能で最高ランク「ASV++」を獲得したんでしょうか。
それには、SUZUKIがこだわった2つの安全性能が決め手となっています。
①デュアルカメラブレーキサポート
(搭載機種:Xターボ・X)
まず一つが、衝突被害軽減ブレーキに2つのカメラを搭載した「デュアルカメラブレーキサポート」です。
ステレオカメラ方式で、人の目と同じように左右2つのカメラを搭載。
これは前方にある対象物との距離や形をとらえて、サイズ・輪郭から歩行者なのか車なのかを認識するというすぐれもの。
さらに、車線の左右の区画線も認識。
2つのカメラでとらえた様々な情報をもとに、警報や自動ブレーキで衝突や事故を未然に防ぐための先進の安全技術性能です!
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/safety/
デュアルカメラブレーキサポート
4段階の安全性能
- 前方衝突警報機能
前方の車両や歩行者を察知し、衝突の可能性があるとブザー音とメーター内表示で警報します。 - 前方衝突警報ブレーキ機能
さらに衝突の可能性が高まると、警報に加え自動的に弱いブレーキが作動。ドライバーに衝突回避を知らせます。 - 前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能
2のブレーキが作動しているときにドライバーが強くブレーキぺダルを踏むと、ブレーキアシストが作動。ブレーキの制動力を高めます。 - 自動ブレーキ機能
「このままではぶつかる!」システムがこう判断すると、自動で強いブレーキをかけます。
②全方位モニター用カメラ
(メーカーオプション)
ハスラーが安全機能最高ランク「ASV++」を獲得した2つ目の性能が全方位モニター用カメラパッケージです。
メーカーオプションである「全方位モニター用カメラパッケージ装着車」には、車の左右前後4か所にカメラを設置。
死角になりがちな後方など、全方向の安全を確認することができます。
さらに・・・
対応のナビゲーションを装着すると、車を真上から見たような映像をモニターに映し出すモニターに!
運転席から見えづらい場所や、狭い駐車場などで実力を発揮します。
まだまだあるスズキの予防安全技術
ハスラーに搭載されているのは、上にあげた2つの安全性能だけではありません。
軽自動車とは思えない様々な機能が搭載されています。
誤発進抑制機能
(搭載機種:Aを除くCVT車)
引用:http://www.suzuki.co.jp/car/hustler/safety/アクセルとブレーキを踏み間違えて大事故に・・・
そんな事故を未然に防いでくれる安全性能がこの機能です。
シフトを「DまたはL(Sモード含む)」に入れて停車または徐行中、前方4m以内の障害物を認識してくれます。
この状態で万が一アクセルペダルを踏み込むと、自動でエンジン出力を抑えて急発進・急ブレーキを抑制します。
同時に、ブザー音・メーター内の表示灯で警報されます。
車線逸脱警報機能
(搭載機種:Xターボ・X)
約60㎞/h~約100㎞/hで走行中、左右の区画線を検知して進路を予測します。
前方不注意によって、システムが「車線をはみ出してしまう」と判断すると、ブザー音とメーター内の表示板でドライバーに注意を促します。
ふらつき警報機能
(搭載機種:Xターボ・X)
約60㎞/h~約100㎞/hで走行中、左右の区画線を検知。
直前の自車の走行データを計測します。
眠気などで車両が蛇行するとシステムが「ふらつき」を判断し、ブザー音とメーター内の表示板でドライバーに注意を促します。
先行車発進お知らせ機能
(搭載機種:Xターボ・X)
信号待ちで停車中、先行車が先進したのに気が付かず、後続車にクラクションで知らされる・・・という経験ありませんか?
そんな時、お知らせしてくれるのがこの機能です。
シフトが「D、L(Sモード含む)、N」の位置でブレーキをかけて停車中、前の車が発信すると自車との距離を計測。
先行車が4m以上は離れても自車が発信しない場合に、ブザー音とメーター内の表示板でドライバーに知らせます。
レーダーブレーキサポート
(搭載機種:Gターボ・G CVT車)
Gシリーズに搭載されている衝突被害軽減ブレーキです。
渋滞などで低速走行中に、前方の車両をレーザーレーダーが検知。
衝突を回避できないと判断した場合に、自動ブレーキが作動するシステムです。
原則として歩行者やニ輪車は検知しませんが、状況によっては作動する場合があります。
強いボディーと車内安全装備
ハスラーが搭載している走行安全性能を紹介してきましたが、車体にも安全性能はあります。
標準装備さえているSRSエアバックはもちろん、ボディーやシートなどの細かいところにまで安全の工夫がたくさん施されているんですよ。
軽量衝撃吸収ボディー「テクト」
「テクト」は、材質や構造から徹底的にボディーを強化するとともに、軽量化を可能にしたものです。
ボディーの広範囲には高張力鋼板、さらにより強度の高い超高張力鋼板も採用しています。
また、衝撃を吸収するクラッシャブル構造、衝撃を分散させる骨格構造、高強度なキャビン構造などを採用し、高い衝突安全性能を実現しています。
頚部衝撃緩和フロントシート
渋滞中などの低速時の事故によくある後方からの追突。
その際にシートバックとヘッドレストが体全体を包み込むように受け止めて、頚部への衝撃をやわらげます。
高性能シートベルト
運転席のシートベルトには、もしものときに、すばやく身体を拘束するプリテンショナー機構を肩側・腰側両方に装備(助手席は肩側のみ)。
さらに前席には、拘束の直後にベルトを2段階でゆるめて、胸部への衝撃を緩和する可変フォースリミッター紀行も装備しています。
チャイルドシートをしっかり固定
軽自動車でもお子様を安心して乗せたい・・・車を運転されるパパ・ママの切なる願いですよね。
ハスラーには、ISOFIX(国際標準化機構(ISO)が定めたチャイルドシート固定装置に関する規格)対応のチャイルドシート固定用アンカーを装備。
さらに、チャイルドシートの上端を固定するためのテザーアンカーを標準装備しています。
衝撃軽減構造のインテリア
万が一の接触時に、乗っている人の頭部への衝撃を軽減するために、ピラーやルーフサイドの内側に衝撃軽減構造が施されています。
歩行者の安全性も考えたボディー
万が一、歩行者と接触した場合の安全も考えらえれています。
ボンネット、フロントワイパー周辺、ルーフ前端部などが衝撃吸収構造となっていて、歩行者の頭部だけでなく脚部へのダメージ軽減を図ります。
EBD・ブレーキアシスト
急ブレーキ時に作動するABSで、タイヤのロックを防ぎ車体を安定させてハンドル操作を補助します。
それに加えて、ブレーキ踏力を補助するブレーキアシストや、制動力を前後に自動分配するEBD(電子制御制動力配分システム)を装備しています。
安全性能はやっぱりグレードXがいい!
ハスラーにも、グレードや仕様など、いくつかの種類があります。
安全性能に関しては、
- ターボの有無
- 2WDか4WDか
- MT車かAT車か
これらに関してはあまり関係がありません。
(一部あり)
安全性能の装備に関して大きく変わってくるのが、グレードです。
◇ハスラーのグレードと価格◇
メーカー希望小売価格
(消費税8%込み)
- Xターボ 1,547,640円~1,717,200円
- X 1,461,240円~1,630,800円
- Gターボ 1,359,720円~1,529,280円
- G 1,183,680円~1,442,880円
- A 1,100,520円~1,221,480円
全グレード共通の標準安全装備
- 軽量衝撃吸収ボディー
- 歩行者傷害軽減ボディー
- 頭部衝撃軽減構造インテリア
- 運転席・助手席SRSエアバック
- エマージェンシーストップシグナル
- ESP
- 4輪ABS(EBDブレーキアシスト付き)
Xターボ・X
ハスラーの中でももっともグレードが高いのが「X」シリーズです。
Xシリーズには、今回紹介した安全性能がほぼ全部装備されています。
今回、ハスラーが安全性能最高ランク「ASV++」を獲得するにあたって評価された、デュアルカメラブレーキサポートが標準装備されているのはXターボとXだけです。
また、全方位モニター用カメラパッケージはメーカーオプションです。
受注時に搭載の有無を決めなくてはなりません。
こちらも、全方位モニター用カメラパッケージ装備車にできるのは、このXシリーズのみです。
- より安全にハスラーに乗りたい
- 子どものために安全は妥協できない
- 車庫入れが苦手
- 年配の方
こんな方には、Xシリーズがおすすめです!
Gターボ・G
Gターボ・G(CVT車)には、Xシリーズに標準装備されていたデュアルカメラブレーキサポートにかわって、レーダーブレーキサポートが標準装備されています。
デュアルカメラブレーキサポートが走行スピード約5㎞/h~約100㎞/hで作動するのに対して、レーダーブレーキサポートは約5㎞/h~約30㎞/hという低速走行中に作動します。
Gターボ・Gに装備されていないのは、
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
また、ディスチャージヘッドランプ、オートライトシステムはオプションになります。
まとめ
一昔前では考えられないほど、軽自動車の安全性能は進化の一途をたどっていますね。
今まで軽自動車を選ばなかった人の中には、安全面で不安だったという人も多いでしょう。
ところが、今回のハスラーの安全性能を見ても、軽自動車とは思えない配慮が施されていて、安全面でも抵抗なく軽自動車を選ぶことができるようになりました。
最後にお伝えしたように、グレードによって装備されている機能が違います。
比べると、やはりXシリーズのデュアルカメラブレーキサポートや全方向モニターは、搭載されていればかなりの安心を手に入れられますね!
軽自動車だからこそ安全性を求めることはもちろんですが、ドライバーの高齢化も進んだ現代に、安心はなくてはならないものですね。
大人気のSUVが、軽自動車という形で遊び心も兼ね備え、リーズナブルに手に入るようになる・・・
それに加えて何ものにも代えがたい安心が手に入るとなれば、言うことなしですね♪
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ハスラーを、今すぐにでも欲しい!
そう思いながらも、いざ購入を考えると・・・
「性能がいいのはわかるけど、やっぱり高い…」
「家族に相談してもまともに取り合ってくれない…」
「できればグレードを下げたくない…」
「ディーラーで値引き交渉する自信がない…」
「そもそも軽自動車がどのくらいの金額で買えるかわからない…」
「車の知識がないから、ディーラーさんにやり込められちゃいそう!」などなど・・・
こんな悩みや不安って尽きないですよねTT
あれこれ悩んでいるうちに先延ばしになって、結局諦めるしかないのか~と思っている皆さん!
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